日本食肉流通センター4年ぶり新年会、フードフェア10月開催報告




 公益(財)日本食肉流通センター(川合靖洋理事長)と同センター卸売事業協同組合・川崎冷蔵事業協同組合(三留晃理事長)は9日、センターG棟で新年賀詞交歓会を4年ぶりに開催。業界関係者が多数参加した。
 主催者として川合理事長があいさつ。冒頭、元日に発生した能登半島地震の犠牲者の冥福を祈り、「水、飼料が手当てできない中で、必死に頑張っている畜産関係者がいる。1日も早い日常の取り戻しを心から祈念する」と被災者への見舞いを述べた。
 また、「コロナで賀詞交歓会を中止していたため、ことしは4年ぶりの開催となった。昨年は5月に行動規制が解除され、期待が高まったが、飼料が高騰し、和牛の需要も伸びず厳しい年となった。令和6年は、よりよい年になってほしいというのが共通の願いだろう。当センターは畜産フードフェアを毎年開催してきたが、台風やコロナ、新棟の工事などで5年間中止していた。ことし、10月12、13日に6年ぶりに再開するための準備を進めている。このフェアが食肉需要に喚起につながるよう願っている」と述べた。次いで、三留理事長が「昨年は諸物価が値上がりし消費者の財布のひもは締った。12月になり多少相場を戻し安堵したが、ことしはもう少し消費が回復すれば、と祈っている」とあいさつ。乾杯の音頭を取り、懇談に入った。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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