ニチレイフーズが新商品、業務用のアンガスビーフハンバーグなど




 (株)ニチレイフーズは10日、東京・中央区の本社で2020年春季新商品記者発表会を開催し、家庭用の冷凍新商品12品、常温新商品1品、リニューアル品17品の計30品と、業務用の冷凍新商品20品、常温新商品3品、リニューアル品10品の計33品をそれぞれ発表した。
 業務用商品の説明では松尾哲哉・執行役員業務用事業部長が登壇し、新商品の概要を説明。業務用マーケットについて「訪日外国人によるインバウンド需要や単身・共働き世帯の増加など、さまざまな環境変化に対応しながら緩やかに伸長している」としつつ、「生活者においては時短ニーズを満たす手軽さ、ユーザーにおいては深刻化する人手不足への対応などで冷食利用が拡大している」と話した。そうした中、マーケットを持続的に成長させるためには「生活者ニーズやユーザーの課題にキメ細やかにこたえることで外食や総菜の利用、加えてさらなる増加が見込まれるインバウンド需要を取り込める」と強調し、新商品の開発コンセプトである(1)進化し続ける″おいしさ"「定番品(ハンバーグ、クリームコロッケなど)のご提案」(2)For All Customers(業態ニーズにおこたえするオリジナル商品のご提案)—を紹介した。新商品のうち、「アンガスビーフハンバーグ」「アンガスビーフハンバーグ(トリュフ香るデミグラスソース)」の2品(写真は調理例)は、アンガス種の牛肉を使用し香ばしい肉の香り豊かなビーフハンバーグに仕上げたもの。独自の三つの技術である「ダブルベルトグリル」(両面高温焼き)、「マルチスチーム製法」(複数の温度での蒸し焼き)、「ブイヨンジュレ」(ジューシー感を実現)を駆使してふっくらジューシー感を実現しており、総菜売り場での販売を狙っていく。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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