東京食肉市場卸商協同組合が総会、役員改選では野本理事長らを再任




 東京食肉市場卸商協同組合(野本照雄理事長)は5月28日、第53回通常総会を東京食肉市場センタービルで開催。元年度事業報告、2年度事業計画など上程全議案を承認した。任期満了に伴う理事・監事の改選では野本理事長ら全理事・監事を再任。吉澤直樹常務理事が副理事長に昇任した。野本理事長(写真)は冒頭、食肉業界を取り巻く環境について「引き続き市場間の集荷競争が厳しい一方、卸値が前年を下回る状況が続いており、とくに新型コロナウイルスによる物量、人の流れの停滞は影響が大きく注視する必要がある」と指摘。さらに東京オリンピックは延期となったが、「東京食肉市場発のおいしい食肉を届ける絶好の機会であり、それに向けた体制づくりが求められる。加えてインバウンド需要や日本産食肉の海外輸出への取り組みをさらに強化する上では、衛生水準のさらなる向上が必須となる」と強調した。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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