食肉販売店コロナ対策ガイドラインとハンドブック改訂—全肉生連




 全国食肉生活衛生同業組合連合会(肥後辰彦会長)はこのほど、昨年6月に策定した「食肉販売業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を改訂。これに伴い、ガイドラインの内容とポイントを整理し、分かりやすく紹介した「食肉販売店向け新型コロナウイルス感染拡大予防ハンドブック」の内容も一部変更した。連合会のホームページに19日、主な変更点などを紹介するパンフレット(写真)を掲載、関係者にも配布し周知を図っている。
 主な変更点は四つ。まず、確保するべき対人距離の基準を見直し、人との接触を避け、対人距離は1m以上確保するよう努める。2点目は、マスク(適宜フェイスガード)着用(従業員または来店客に対する周知)徹底への取り組みをより深め、マスクを持参していない顧客に対し、配布もしくは販売するとともに、せきエチケットを励行する。3点目は、施設の換気に対する具体的見解を提示し、厚労省作成「『換気の悪い密閉空間』を改善するための換気の方法」を参考に取り組む。4点目は、検温に関する推奨ルールをより厳格にした。コロナは発症していない人からの感染もあると考えられ、事前の検温または現地での検温を行い、発熱の有無の確認を行うよう努めるほか、発熱や軽度であってもせき・咽頭痛などの症状がある人について、入店しないよう呼びかけることは、施設内などにおける感染対策として最も優先すべき対策、状況によっては、発熱者を体温計などで特定し入店を制限することも考えるよう促している。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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